近隣の鉱山要塞、バルク=ザルから、援軍の要請を受けたのは、初夏の陽射しに熱せられた風が、城砦の入り口から吹き込んでくる日の事であった。
バルク=ザルの連中は、カラク=ヒルンの血族であり、我がクランとは直接の縁は結ばれてはいないものの、同胞の危機とあれば黙っているわけには行くまい。
国王からの布告のもと、第4大隊に所属するわし等は、遠征部隊として、地下道を西へと進むことになったのである。
そんなわけで、キャンペーン開始です。
先の記事にも書いたとおり、自分は今回からの参加となり、キャンペーン自体は、ラウンド2からのスタートとなります。
最初に、自分の支配マスを決定するのですが、やはり、ドワーフなので、山、それも鉱山の近くということで、鉱山城砦バルク=ザルの隣のマスを選択。
策略の選択で、「愚者の黄金」を、隣接するマスを支配する、Jさんのダークエルフに対して使用します。
これで、資金が得られなくなるはず! と思いきや、Jさんは「ラナルドの御業」(OWCオリジナルイベント)を使い、他のプレイヤーから軍資金を掠めとったため、結局、軍資金は増えてしまったという…。
というか、自分が、ラナルドを使ったほうが良かったんではなかろうかw
バトルフェイズでは、やはり目の前のコブ!ということで、Jさんを指名。
第1戦目は、ダークエルフと戦うこととなりました。
対戦シナリオは、正面決戦で、テレインをランダム表に従って決めていったのですが、ここで大ポカをやらかしました(;´Д`)
自分がテレインを決めたときに、「ドワーフの醸造所」が出たのですが、これでこのバトルに意義が生まれた!とばかりにテンションを上げてしまい、その効果の確認をすっぽりと忘れてしまっていたのです。
ちなみに、ドワーフの醸造所は、周囲6mv以内にいるすべてのユニットに、「心理ルール無視」「鋼鉄の意志」を与え、さらにドワーフは、「戦意喪失しない」を得て、その効果範囲から抜けるには、-3のペナルティを受けた士気テストを必要とするというもので、めちゃ強力なテレインなのです(涙)
気が付いた時には、すでにゲームは3ターン近く進んでいたため、その効果は無視する事にしたのですが、ちゃんと確認していたら、かなりゲーム展開は違っていたに違いないですね。
普段、テレインは面倒だからと、なんの効果も持たせないでゲームしている事の弊害ですな(´・ω・`)
さて、Jさんのダークエルフは、ウィッチエルフとコルドロンオブブラッドを中心とした、編成。
ミュートさんがウィッチエルフを使わないこともあり、あまり対戦した記憶はないのですが、その能力が、かなりえげつないのは知っていますw
なので、できるだけウォーマシンや射撃で減らしてから、接近戦に突入を目論んでいたのですが、得てしてそういう企みは上手くいかないのが世の常。
狂乱に酔った彼女らの突撃が届いてしまい、ほぼ無傷の状態で、接近戦にもつれ込むことに…。
突撃を受けたロングベアードは、その圧倒的な攻撃回数を前に、被害を最小限に留めたものの、一騎打ちにてセインを失ったせいか、士気テストに失敗。
戦意喪失からの逃走失敗で、全滅してしまいます。
その後、クォーレラーで受け止めているところに、サンダラーをカウンター突撃させるも、流石に射兵では歯が立たず、やはり撃沈。
戦場の右手には、まだ、ウォリアーが残ってはいたものの、コルセアとダークライダーに挟まれ、身動きが取れない状況になっていました。
流石に、もう、どうにもならないなと判断し、4ターン目が終了したところで、投了とし、ゲーム終了となりました。
うーむ。
このウィッチエルフはどうやって止めたら良いんだろうなぁ(´・ω・`)