雪崩丸呑み山賊団の娘、ラヴラ

悲嘆山脈の奥深く。かつて、天上の巨人族が築き、墜ちた遺都を根城とする山賊団があった。
その山賊団の戦士は、肌を白く塗り上げ、まるで、全てを飲み込む雪崩のごとく、山肌を駆け下りながら獲物を狩る一族である。

ラヴラは、その山賊団の娘として生まれ落ちたオウガである。
殆どのオウガの部族では、女は弱いものとして扱われ、狩りの場でその姿を見ることは滅多にはない。
しかし、この山賊団は、族長が女であることもあり、男達は、逆に使役される側の存在である。

そして、ラヴラは、族長の娘であり、優秀な巫女であり、多くの男達の胃袋を掌握するコックである。
狩りに赴けば、男達を使い、獲物を調達させては、大あご様への供物とする。
その見返りに、大あご様からの恩恵と、そして、”余った”供物と財宝を、彼女は手に入れるのである。

そんなわけで、オウガ・ブッチャー完成しました。
オウガ・フィメール・マンイーターのミニチュアをそのまま使用していて、本体への改造などは行っていません。
ちなみに、まだ、ファインキャスト化する前の、メタルミニチュアなので、かなり重たいですw

山賊団の設定としては、戦士は白肌に戦化粧をする事になっていますが、女性に関してはその限りではなく、むしろ戦化粧を行わない事が通例となっていますので、ラヴラも、戦化粧は行っていません。
代わりに、人間の商人(だったもの)が持っていた化粧品で、メイクはしていたりします。


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