先日の告知通り、秋葉原のアローズのテーブルを借りて、対戦をして来た。
対戦相手は、この趣味を始めた頃からの友人である、O氏。ユータマンの名前の方が、通りは良いかな?w
彼との対戦は、随分と久しぶりである。
今回のロスターは、以下の通り。
・ドワーフロード シールドベアラー/グレートウェポン/Rune of Stone/Rune of Preservation/Rune of Warding (2)
・ルーンスミス シールド/Rune of Stone/Rune of Spellbreaking (2)
・ルーンスミス シールド/Rune of Stone/Rune of Spellbreaking (1)
・セイン 誓いの石/シールド/Rune of Stone/Rune of Fury (1)/Rune of Cleaving (1)
・ドワーフウォリアー ハンドウェポン&シールド/コマンドグループ 20体
・ロングベアード ハンドウェポン&シールド/コマンドグループ/Ruen of Stoieism 20体
・クォーレラー シールド 20体
・サンダラー シールド 20体
・ハンマラー シールド/コマンドグループ 20体
・アイアンブレイカー 炭化爆弾/コマンドグループ/Ruen of Stoieism/Rune of Sanctuary (1) 25体
・スレイヤー ジャイアントスレイヤー×3/コマンドグループ 15体
・ボルトスロウアー Rune of Accuracy/Rune of Burning
・ボルトスロウアー Rune of Accuracy
・グラッジスロウアー Rune of Forging
・ジャイロボマー
・アイアンドレイク トロールハンマー魚雷/コマンドグループ 10体
シナリオは、ロールの結果、「接近遭遇」となった。
さらに、情景モデルもロールで決定したのだが、かなり、ひどいコトにw
ガレ場に囲まれ、焔羅の障壁×2、悪霊の柵×1、魔力宿りし遺跡、血の塔によって動きを阻害されまくる事が予想される戦場…。
しかも、森が1つもないというw
ロールの結果、上図の上側をドワーフ側、下側をエンパイア側として、左上から右下に向かって、戦場を分けることにした。
接近遭遇の場合、各ユニット、キャラクターごとにD6を振り、1が出た場合、そのユニットは予備戦力として初期配置はされなくなる。
ダイスロールの結果、ウォリアー、ロングベアード、ハンマラーが予備戦力に。
ドワーフの場合、予備戦力化すると、ゲーム後半まで戦闘に関われない可能性が高いのに、よりによって主戦力が…これは、かなり痛い…。
対するエンパイアは、グレートキャノン、アーチャー、デミグリフナイトが予備戦力化。
グレートキャノンはともかく、アーチャー、デミグリフナイトは、足も速いので、これによるデメリットは少なそうである。
そんなわけで、初期配置はこんな感じに。
接近戦ユニットが圧倒的に足りない…アイアンブレイカーで、どれだけ持ちこたえられるかだが、基本的に、控えの3ユニットが戦線に届くまでは、射撃を中心にけん制するしかないだろう。
1ターン目。
ドワーフ側は、主力ユニットとなる、ハンマラーとロングベアードを欠いている為、突撃は行わず、射撃による攻撃で、相手のユニットをちくちくと減らす。
対して、エンパイア側は、足の速さを生かして、ナイトがアイアンドレイクに突撃。
迎え撃てで数を減らすも、パニックには至らず、そのまま殲滅させられてしまう。
2ターン目。
ジャイロボマーは、フリーカンパニーミリティアの後ろへと移動し、爆弾をその頭上に落とし、15人のミリティアを吹き飛ばし、さらに、バウンドした爆弾が、となりのハルバーディアーにも落ち、3人を吹き飛ばす。
しかし、この結果に気をよくしたせいか、残りのユニットの移動を忘れてしまう失態をおかしてしまう(ジャイロボマーの爆弾落としは、移動フェイズに行われる)。
その後、アーチャーの射撃を受け、ジャイロボマーは墜落してしまう。
グレイトソードに突撃したアイアンブレイカーは、戦闘に勝つものの、鋼鉄の意志で士気チェックに成功したグレイトソードに踏み止まられる。
グラッジスロウアーは、ナイトリーオーダーに突撃され、敢えなく破壊されてしまう。
ハルバーディアーに突撃されたサンダラーも、健闘するものの、敗走、追いつかれて殲滅されてしまう。
3ターン目。
ロードをミリティアに突撃させるも、殲滅には至らず、敗走させるに留まる。
接近戦中のアイアンブレイカーとグレイトソードは、お互いに決め手に欠ける上、お互いに鋼鉄の意志もちなので、完全に膠着状態に。
4ターン目。
ロングベアードがナイトリーオーダーに突撃、ナイトを全滅させるも、グランドマスターとウォリアープリーストに残られ、殲滅には至らず。
ロードは、グレイトソードに突撃、アーミースタンダードベアラーとの一騎討ちで、これを屠ることに成功する。
ハンマラーも、グレイトソードに突撃をするが、距離が足らず失敗。そこへ、側面からのデミグリフナイトの突撃を受けてしまう。
ロードの増援を受けたアイアンブレイカーだったが、相変わらず、グレイトソードの鋼鉄の意志に阻まれ、このターンでも決着は付かず
5ターン目。
ハルバーディアーに突撃を宣言したウォリアーと、ルーンスミスだったが、まさかのルーンスミスのみが突撃に成功してしまう。
流石に、持ちこたえられず。
敗走したルーンスミスを追撃、殲滅したハルバーディアーは、そのまま、後方でまごついていたウォリアーに突撃する。
アイアンブイレカー、ロングベアードは、このターンでも決着はつかず。
6ターン目。
いよいよ、最終ターン。
先の戦闘で、接しているユニットが居なくなったロードが、改めてグレイトソードに突撃。横を取る。
これにより、ようやく、グレイトソードを全滅させることが出来た。
スレイヤーは、グレイトキャノンに突撃するも、届かず。結局、ゲームに関われなかった…完全に、運用ミスである。
ウォーリアーは、戦闘には勝ったものの、ハルバーディアーに踏みとどまれ、決着付かず。
ロングベアードは、最後まで健闘したのだが、耐えきれず、全滅となった。
試合の結果は、ドワーフ側の勝利となったものの、かなり多くの課題を残す結果となってしまった。
特に、スレイヤーの運用は、完全に間違ってしまった。
2ターン目に、射撃に晒されるのを嫌って、つい、建物に入れてしまったのだが、ここは、スレイヤーではなく、アイアンドレイクを建物に入れ、ナイトリーオーダーをスレイヤーで受け持つべきであった。
また、増援部隊となった、ハンマラー、ロングベアード、ウォリアーに関しても、2ターン先を見据えた位置に出現させるべきであったと思う。
ロード、ルーンスミスに関しても、早々に、ユニットに合流させるべきで、単独で居させたのは、褒められたものではない。
事実、ルーンスミスは2人とも、単独でいたせいで戦死したようなものである。
ジャイロボマーは、やはり、ランク兵に対しての効果は抜群である。
爆弾の攻撃力こそ低いものの、鎧貫通も付いているので、期待値は結構高い。
反面、敵陣の中に突っ込むことになるので、縦横無尽に爆弾を落としまくれるわけではない事に注意が必要である。
今回、ロングベアードと、アイアンブレイカーに、鋼鉄の意志を付与するルーンバナーを持たせたのだが、これはかなり有用であった。
もともと、士気の高いドワーフなので、鋼鉄の意志があれば、ほぼ、戦闘結果で敗走することはない。
もちろん、相手の攻撃を受けきれる必要があるので、ハンドウェポン&シールドの装備はマストである。
ただ、そうすると、攻撃力が足らず、戦闘が膠着化するので、グレイトウェポン持ちを絡められるようにすれば完璧だろう。
そんなわけで、久しぶりの3000ポイント戦は終了した。
試合に勝てたことよりも、旧知の友人と、数年ぶりにゲームを出来たことが、本当に嬉しかった。
おもわず、続いて2000ポイント戦を遊ぶほどに(笑)
お疲れ様でした。
スレイヤーは撃たれるのを前提にするのが吉だと思っています。撃たれれば速やかに減りますが、ただでさえ堅い他のユニットが放置されるリスクを相手に与える訳ですから。あとは、『Strollaz’ Rune』で前衛部隊にしてしまうのも面白そうです。
ルーンバナーは、ルーンの組み合わせを変える事で、複数のユニットに『鋼鉄の意志』を与えられるのが、ドワーフに与えられた特権ですね。ポイント制限のために組み合わせは限られますが、ハンマラーであれば上限が75ポイントですから、『Rune of Stoicism』の他に40ポイントまで行けます。『Ancestor Rune』と『Rune of Courage』で、心理ルール無視の上、一回は必ず士気テストに成功とか。
8版になって、足は速くなったので、射撃は無視しして、ナイトに突っ込むべきでした。
前衛部隊の付いたスレイヤーは、なかなか面白そうですなw
バナールーンに関しては、アーミースタンダードと絡めて、いろいろと研究のしがいはありそうです。