火砲隊出陣!

個人的な趣向で、ドワーフの火砲隊編成はあまりやらないようにしていたのだが、先日、友人たちとFBのゲーム会が開催された折に、試してみることにした。

ここだけの話、直前に、Total of Warhammerのムービーを観たことによる影響の可能性は、否めない(笑

 

アーミー規模は2000ポイント。
バグマンを将軍に据え、ロングベアードとウォリアーの2部隊以外は、射兵、およびウォーマシンの編成である。
この編成だと、いつものようにガンガン進軍していく戦い方は向かない。
何しろ、2/3は射撃ユニットである。
敵が接近戦に突入すれば撃てなくなってしまうので、出来るだけ接近戦突入を遅らせ、射撃によって敵を減らす必要がある。

その観点で、1戦目は最適の戦場となった。

◻︎第1戦目 対ドワーフ戦(ミュートさん) 峠道の戦い
初期配置時の相手との間隔は、正面決戦と変わらないが、盤面を横方向に使うため、より、奥深くに陣地を張ることができる。
また、左右は崖ということになっているため、そこから奇襲部隊が現れることを心配する必要もない。

さらに、相手はドワーフである(今回、対戦相手のミュートさんはダークエルフではなかった)。
火砲陣地まで、敵軍が届くまでには、かなりのターン数を要するだろう。

………これ、かなりヒドイ状況が見てとれるんですが…(´・ω・`)

事実、ゲームは、かなりワンサイド状態になってしまい、主力兵が半壊した2ターン目で、ミュート氏が投了して、ゲーム終了。
籠城戦は、攻城側に3倍の兵力が必要、などと言われるが、まさしく、その体を表す戦いとなった。

 

◻︎第2戦目 対リザードマン戦(義さん) 接近遭遇
2戦目は、もっともこの編成で選択されてはならないシナリオ、接近遭遇(自分がダイス振ったんですがw)になってしまった。
接近遭遇は、戦場を斜めに区切り、正面決戦の半分の距離で相対するシナリオで、早期の接近戦突入必至の殴り合いシナリオである。

 

接近遭遇では、戦いの準備も儘ならないままに、戦闘に突入した状態を再現するため、初期配置時にダイスを振り、1が出ると、そのユニットは予備戦力となってしまう。
その結果、ロングベアードどマスターエンジニアが、準備にモタつき、遅れて戦場に到着する結果に。

今回は、火砲隊を中心に置き、左右を歩兵で固める配置とした。

…のだが、思い返してみると、この配置は間違った選択であった。
初期配置位置が近いということは、接近戦突入がしやすいということもあるが、射程の長いウォーマシンなら、突撃を受けない距離に置いても、最初からガンガン撃ち込めるのだから、ここは、敵からもっとも離れた、写真で言う所の、右手の丘の上にウォーマシンを配置し、丘下を歩兵で固めるべきであった。

案の定、2ターン目にして、オルガンガンが敵の主力部隊に突撃を受け、あわや大惨事となるところであった。
奇跡的な幸運に恵まれたオルガンガンが、なんとか踏みとどまれた結果、ウォリアー達が敵を追いやることに成功したものの、状況的には完全にアウトであった。
オルガンガンを倒し、勢いに乗ったスキンクコホートによる猛進で、火砲隊の壊滅は免れなかっただろう。

 

その後、戦場に遅れて到着したロングベアード達が、スキンクを打ち倒し、同じく、遅れて戦場に辿り着いたスキンクコホートをも撃退した、4ターン目。
ウォーマシンにより、ラージモンスターユニットの全て失い、スキンクコホートも挟撃必至の状況となったため、義さんの投了により、ゲーム終了となった。

そんなわけで、初出陣となった我が火砲隊は、大いなる戦果をもたらした。
とは言うものの、かなり運に味方された状況でもあるし、慢心は禁物である。
しかしながら、やはり、ドワーフのウォーマシンによる火力と安定性は特筆に価するし、魔法が通りやすい8版では、ディスペルルーンなどの魔法対策よりも、こちらの方策の方が良い可能性もあると、再認識した。

基本的に、ドワーフの増強はひと段落ついている状態ではあるのだが、今回の様に、テーマ編成的な事を行うには、数が些か足りないので、そのあたりを念頭に増強を考えるのも良いかもしれない。 

   


2 Comments

  1. ミュート 10月 2, 2015 10:09 pm  返信

    お手合せありがとうございました。
    今回の展開、編成の相性はありますが、水嘉さんのウォーマシンが好調だったのも大きいです。さもなくば、もう少し兵数を残せたかと。
    実際の戦争なら、戦う相手が事前に分からないはずもないでしょうから、お互いに相手のアーミー位は知った上で対戦する方が、変に空回りしないで良いのでは、とか思います。

    • NOZAKI 10月 2, 2015 11:25 pm  返信

      こちらこそ、ありがとうございました!
      確かに、自分にしては、逆に調子が悪いのではと思えるぐらい、出目良かったですね(^^;;

      どのゲームにも言える事だと思いますが、やはり、拮抗した状態がもっとも面白い展開になると思うので、双方の手札を、ある程度オープンにするのは、全然ありだと思います。
      それを踏まえた上で、また、ドワーフ同士で戦うのも面白そうですね(n´—`n)

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