ニセコでキャンプ

北海道ツーリング4日目の朝。
朝露に濡れたテントを乾かした後、レクの森を出発した自分は、再び海岸線沿いに北上して行きます。

途中、セイコマで朝ごはんにおにぎりを買って食べたのですが、ベーコンおかかがめちゃ美味しかった。
今度、真似してみようかな…。

 

お昼ご飯は、寿都町にある、ダイマル大谷会館で、ホッケとイカの刺身定食を頂きました。
名産地である寿都町のホッケは、味も濃く、その身は噛みしめるほどに旨味が溢れ出てくる様でした。
イカの方も、とても新鮮で、甘くねっとりとした食感は最高でした。

昼ごはんの後は、本日の宿泊予定地である、ニセコ高原へと向かいます。
自分、スキーもやったりする関係で、ニセコと言えばいつかは行きたいスキーの聖地ってイメージが強いのですが、未だに行ったことがありませんでしたので、良い機会なので行ってみる事にします。夏ですけどねw

 

途中、弁慶の像が立っているのが見えたので、足を止めてパシャリ。
なんでも、奥州から流れ着いた武蔵坊弁慶が、ここで海を眺めながら、義経再挙の兵を連れた舎弟を待ち続けたという逸話があるらしいです。
像の台座にも、想望と書かれていました。

ただ、弁慶像が内陸を向いていたのが、ちょっと残念だったかなぁ。
そう言う逸話があるのであれば、海の方を向いていて欲しかった。

 

ニセコ高原に着き、どんどん標高を上げて行くと同時に、ぐんぐんと気温が下がっていくのを感じて、ちょっと今夜のキャンプが心配になってきました。
一応、マイクロダウンを持ってきてはいるものの、シュラフは夏用しかないのですよね…。
せめて、晩御飯は体が温まるものを作りましょうかね。

今日のキャンプ地は、ニセコ野営場です。
こじんまりとしたキャンプ場ですが、手入れが行き届いていて、とても綺麗なキャンプ場です。
隣には、五色温泉旅館があり、20:00まで日帰り入浴を利用することが出来ます。

設営を終えた後は、買い出しついでに洗濯物をしにコインランドリーへ。
この辺りだと、倶知安にあるようなので、道道58号を下って行きます。

途中、キタキツネが正面から歩いてきましたが、なんだか慣れた様子で、チラリとこちらを一瞥しただけで通り過ぎて行きました。
そういえば、キャンプ場の近くにも熊注意の看板あったし、食材や生ごみを外に出しっぱなしにはしない方が良いかも知れないなー。
なんてことを思いながら、買い出しを終え、洗濯も終えたのでした。

 

キャンプ場に戻った後は、まずは体を温めるためにひとっぷろ浴びてきました。
熱めの硫黄泉の湯は、とても気持ちよく、露天風呂から眺める、夕日に染まるニセコアンヌプリは、とても開放感がありました。

風呂から上がった後は、今度はイワオヌプリ、モイワ山を眺めながらの晩餐タイム。
この日のメニューは、チキンのトマト煮込み。
チリパウダーをたっぷりと入れて、トマトジュースで煮込んだチキンは、とても柔らかく、溶かしこんだチーズのコクが効いて良い出来に仕上がりました。

夜、少し雨が降りましたが、その合間に外に出た時に見た星空は、本当に綺麗でした。
残念ながら写真を撮る間もなく、流れて来た雲に再び空は覆われてしまいましたが、あの星空は、忘れられないと思います。

そして、今回のツーリングでの最後のキャンプの夜は過ぎて行ったのでした。

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