【プレイリポート】
ドワーフvsダークエルフ 1000p
正面決戦
ドワーフ軍
セイン(ジェネラル)
ルーンスミス
ウォーリアー×26
ロングベアード×20
サンダラー×10
ジャイロコプター
ダークエルフ軍
騎乗LV3ソーサレス(ジェネラル)
メデューサ
ウォーヒドラ
ドレッドスビアウォーリア×20
ダークライダー×7
コールドワンチャリオット
盤面は、中央に視界を遮る丘。
2階建て建物と3階建て建物がひとつづつ。
森がひとつ、硬い塀がひとつ。
全て特別ルールはなし。
第1ターン。
せっかちな黒耳長共が、先に動く。
双方共に出方を伺いつつ、歩を進める。
小癪にも、魔法と粗末なクロスボウで攻撃をしてきたが、所詮、貧弱な連中の攻撃。
我らの足を止めるほどではない。
第2ターン。
蛇娘の石化により、3人の同胞が石化させられる。
更に、ロングベアードの横に回り込んできたヒドラのブレスにより、3人の同胞の命を失い、ジャイロコプターへの軽微な損傷を許してしまう。
だがすぐに、黒耳長どもは、その報いを受けることになる。
怒りに燃える、セイン率いるロングベアードが、敵のスピアドレッドに突撃を敢行。
9人の黒耳長を屠り、敗走せしめる。
ジャイロコプターは、ダークライダーの後ろへと回り込みつつ、爆弾を投下する。
しかし、先ほどのブレスによる損傷のためか、投下装置に不具合が発生。更に損傷を受ける結果になってしまう。
第3ターン。
黒耳長どもが、一気呵成にウォーリアへと突撃。
巨大なヒドラのまき散らす恐慌にも動じなかった我らが同胞だったが、卑怯にも苦痛の呪いをかけられ、満足に実力を発揮できないまま、地に賦する事に。
同胞等の無念。決して忘れぬ。
その怨みを少しでも晴らすべく、ロングベアードが、背を向けて無様に逃げるスピアドレッドを追撃。
全ての槍持ち共を蹴散らした。
第4ターン。
直接的な戦闘はなく、散発的な射撃戦が行われるのみであった。
第5ターン。
ヒドラが、塔を占拠していたサンダラーを強襲。
3人の同胞が命を落とすも、ヒドラを撤退させるに成功する。
丘の向こうでは、体制を整えたロングベアードに、チャリオットが突撃。
3人の同胞が犠牲となるものの、チャリオットへ瀕死の損傷を与える。
最終ターン。
ヒドラが再び、サンダラーを強襲。
最後の1人まで、決して逃げず、踏み止まった彼らは、戦士の誉れである。
しかし、なんと言うことか。
丘の上に姿を現した黒耳長のウィザードが、禍々しい光を放つオーブを手に、真っ黒な渦をロングベアードに向けて放ってきたのである。
悪しき神は奴等に微笑み、セインを含む、9人ものロングベアード達古強者を、その禍々しき渦へと呑み込んでしまった。
更に、疲弊極まった彼らに、ダークライダー共が矢を浴びせかけ、メデューサが石化の睨みを放ち、ロングベアードは、全て地に賦してしまったのである。
此度の戦いは、無念なるかな、我らがドワーフの完敗である。
しかし、これで終わりではない。
この怨みは、既に、大いなる怨みの書に記され、その復讐は誓われている。
今は、耐え、武器を研ぎ澄まし、その時を待つのみである。