vsダークエルフ 2000ポイント戦

ウォーハンマー仲間のミュートさんが、カリブディスを完成させたとのことで、氏の御宅にお邪魔して、対戦してきた。
ポイントは、2000ポイント。
久しぶりの、対ダークエルフ戦である。

ロスターは、以下の通り。

セイン(ジェネラル) 146pt
・グレートウェポン
・Master Rune of Gromril
・Rune of Iron (2)

セイン 168pt
・シールド
・アーミースタンダード
・Master Rune of Groth One-Eye

ルーンスミス 113pt
・シールド
・Rune of Spellbreaking (2)
・Rune of Stone

ドラゴンスレイヤー 70pt

ロングベアード×20 290pt
・コマンドグループ
・シールド

サンダラー×10 130pt
・シールド

クウォーレラー×10 130pt
・シールド

アイアンブレイカー×29 451pt
・コマンドグループ
・Cinderblat bombs

スレイヤー×14 204pt
・ジャイアントスレイヤー×3

オルガンガン 170pt
・Rune of Forging
・Rune of Accuracy

ジャイロボマー 125pt

今回は、モンスター編成のダークエルフが相手ということで、対魔法よりも、対モンスター対策に重きを置いた編成。
といいつつ、キャノンではなくオルガンや、ボマーを入れている辺り、相変わらずファン編成であるw
対魔法を考えるのであれば、ルーンスミスを1人増やして、Rune of SpellbreakingやMaster Rune of Balanceなんかを持たせるのも良いかもしれない。
もっとも、8版の魔法は、あまりディスペル出来ないことの方が多いのだけれども…。

対するダークエルフの編成は、以下の通り。

・ハイ・ビーストマスター マンティコア騎乗
・LV2 ソーサレス×2
・ダークライダー
・ダークシャード
・ドレッドスピア
・ウォーヒドラ
・コールドワンナイト
・コールドワンチャリオット
・カリブディス
・ブラッドラック メデューサ

騎乗も含めてモンスターが3体もいるわ、なんか狂乱している蛇娘はいるわで、モンスター対策足りてなくね? というのが、第一印象。
やっぱり、キャノンは必要だったか…。
ソーサレスも2人いて、ディスペルルーン一つでは、やはり心許ない。

ダークエルフのスペルジェネレイトの結果は以下の4つ。
・破滅の矢
・苦痛の呪言
・刃の嵐
・魂盗み
この中では、やはり呪い系である、苦痛の呪言が厄介なので、これをルーンで喰う目標と決める。
他は、接近戦に入ってしまえば、使えないしね。

ドワーフの先祖伝来の恨みのダイスロールは、5!
全てのドワーフは、敵全てを恨んでいることに!
まぁ、ダークエルフだしね。
その怨恨の深さは、果てしなく深いと言うことか。

シナリオは、正面決戦。
たまには、別のシナリオでも良いんじゃないかと思ったりもするが、やはり、互いのアーミーの能力を見るには、正面決戦が一番良い。
テレインは、諸事情により、森1つと、神秘の遺跡(滅びの石)1つ。
まぁ、森はただの森だったし、滅びの石は、結局、お互いにその効果を忘れてて、ただの移動不可地形と化してましたw

第1ターン表。
ドワーフの先攻でゲーム開始。
歩兵部隊とジャイロボマーは、全体的に前進して終了。

射撃フェイズで、クォーレラーがダークシャードに射かけ、1キル。
オルガンガンが、コールドワンチャリオットを撃ち、2ダメージを与える。

第1ターン裏。
コールドワンチャリオットが愚鈍。
それ以外は、全体的に前進。
魔法フェイズで、ソーサレスが苦痛の呪言をアイアンブレイカーにキャストしてきたので、当初の予定通り、Rune of Spellbreakingでディスペルすると同時に、忘れさせる。
さらに、ソーサレスは刃の嵐をクォーレラーにキャスト。3キルを奪う。

射撃フェイズは、ダークシャード、ダークライダーが、それぞれ、オルガンとクォーレラーに射かけるも、ダメージなし。
メデューサは、森の向こうに着地していたジャイロボマーのパイロットを睨みつけ、1ダメージを奪う。

第2ターン表。
スレイヤーとアイアンブレイカーが、カリブディスに突撃を宣言するも、ダイスの目が奮わず、突撃失敗。
アイアンブレイカーはともかく、スレイヤーは、突撃による攻+1が欲しかったのだが…。

ジャイロコプターは、コールドワンナイトに爆弾を落とすも、激しくずれ、隣にいたメデューサに当たり、1ダメージを与えるに止まる。
射撃フェイズで、オルガンガンとクウォーレラーは、ダークライダーを狙い、6キル。
ほぼ無力化することに成功。
とはいえ、まだ、ソーサレスは生き残っているし、次の相手ターンでウォーヒドラに突撃されるのが目に見えているのだが。
サンダラーは、コールドワンナイトを撃つも、ダメージなし。

第2ターン裏。
今回、愚鈍はなし。
ビーストマスター、ドレッドスピアがロングベアードに、カリブディスがスレイヤーに、ウォーヒドラがクォーレラーに突撃を宣言。
ロングベアード、スレイヤーは戦闘準備。
クウォーレラーは、迎え撃ちで、ウォーヒドラに1ダメージを与える。

ちなみに、ロングベアードとスレイヤーは、心理ルール無視なので、「退却」は選択出来ない。

魔法フェイズ。
ソーサレスの破滅の矢が大魔力で発動。
オルガンガンを破壊するも、ソーサレスはウィザードレベルが下がり、ただのコスプレ魔女に。
もう一人のソーサレスは、魂盗みをアイアンブレイカーにキャストしたが、ディスペルに成功。

射撃フェイズ。
メデューサが、ジャイロボマーを睨みつけ、パイロットが石化。
突撃だけではなく、移動射撃も受けない位置に降りる運用が必要だなぁ。
ダークシャードは、アイアンブレイカーに18発の矢を射かけるも、1キルを奪うに止まる。

接近戦フェイズ。
ビーストマスターが一騎討ちを宣言。
ロングベアードには、ルーンスミスを合流させていたものの、ウェポンルーンなどは装備させていない。
対して、色々とマジックアイテムで武装しているであろうハイ・ビーストマスター相手では、相手にならないはず。
とはいえ、拒否しても、ロングベアード自体への被害が大きくなり、敗走のリスクが高くなる。
かなり悩んだが、ルーンスミスは、すでにディスペルルーンを使って、魔法を忘れさせたし、仕事は終わっていると判断。
一騎討ちを受けることにした。

結果、オーバーキル3点…ちょっと赤字。

つづく、ドレッドスピアの攻撃で、ロングベアードの被害は2人。
しかし、復讐に燃えるロングベアードは、返す刀で5人のダークエルフを屠る。

戦闘結果は、突撃された分の1点負けだが、アーミースタンダードのGroth One-Eyeの効果範囲にいる為、鋼鉄の意志で士気ペナルティはなし。
チェックの結果、戦闘継続となったが…次のターンからは、憎悪と盾壁の効果が消えるのだよなぁ…(´・ω・`)

ウォーヒドラに突撃されたクォーレラーは、ウォーヒドラのやる気があまり無く、2人の被害で済み、戦闘継続。
とはいえ、こちらもジリ貧である。

カリブディスの攻撃で、3人のスレイヤーが倒されるも、デスブロウによる反撃で2ダメージを与える。
さらに、残ったスレイヤーの反撃で、3傷を奪い、カリブディスを屠ることに成功!
まさか、1ターンキルできるとは思わなかったので、これは、嬉しい誤算。

デスブロウ、やはり強力だなぁ…ランクを組んだインファントリー相手だと、うまく機能しなさそうだけど、モンスター相手だと存分にスレイヤーの能力を発揮できて良い感じだ。
8版に更新されるなら、スレイヤーはこうあって欲しい! と思っていた通りの変更を実感できて、本当に嬉しい(*´ω`*)

勝利したスレイヤーは、次のターン、ドレッドスピアに突撃するべく、勝者の再編成で、向きを変えて終了。

第3ターン表。
スレイヤーは計画通り、ドレッドスピアの側面に突撃成功。
アイアンブレイカーは、このターンで決着が付くであろう、ウォーヒドラに対応すべく、向きを変える。
サンダラーは、射撃する相手がいないので、若干前進して、次のターンに備える。

射撃フェイズは、やれることはないのでスキップ。

接近戦フェイズ。
ビーストマスターは、ロングベアードを攻撃するも、ダイスの目に泣かされ、1キルしか出来ず。
ドレッドスピアは、ロングベアードを2人。スレイヤーを1人倒すも、デスブロウと、続くスレイヤーの二刀流攻撃に全滅を喫す。
戦闘結果は、圧倒的にこちらの勝利だったが、ビーストマスターはマジックアイテムによる鋼鉄の意思で、踏み止まり、戦闘継続。
スレイヤーは、複合戦闘時のルールで、ドレッドスピアがいなくなったスペースを埋め、ビーストマスターの横に移動。

ウォーヒドラは、通常攻撃と踏み荒らしでクォーレラーを5人屠る。
踏み荒らしの前に、最後の意地で1ダメージを入れたが、クォーレラーは全滅となった。

第3ターン裏。
ウォーヒドラ、コールドワンナイト、コールドワンチャリオットが、アイアンブレイカーに突撃を宣言。
アイアンブレイカーは、コールドワンチャリオットに、爆弾で迎え撃ちを宣言するも、コールドワンチャリオットだけ、突撃失敗で投げ損なう。

なんか、いつも投げるタイミング失ったり忘れたり、投げても大暴投だったりで、未だに、その効果を体験してないんだよなぁ…。

魔法フェイズ。
ソーサレスが、サンダラーに刃の嵐をキャスト。
ディスペル失敗するも、被害は1人で済む。

射撃フェイズ。
ダークシャードが、サンダラーに射撃。
被害1。
ダークライダーは、回り込んでアーミースタンダードベアラーを狙うも、当たらず。

接近戦フェイズ。
ビーストマスターは、一騎討ちを宣言。
既に相手の手の内はわかっているし、分が悪いのもわかってはいたが、ここで受けないと言うのもなぁ…と言うことで、ドラゴンズレイヤーで受ける。
ここまで、あまり仕事してなかったしね。

ドラゴンズレイヤーは、オーバーダメージ4傷を受けるも、デスブロウで1傷を与えて果てる。
戦闘結果ではドワーフ側の勝利だが、鋼鉄の意思で膠着かと思いきや、なんとビーストマスターが士気テストに失敗。
ロングベアードは足を止め、スレイヤーが追走するも追いつけず。
しかし、ビーストマスターの後ろに居たメデューサを射程圏内に捉える。

アイアンブレイカーに突撃したコールドワンナイトは、3人のアイアンブレイカーを屠るも、反撃で1騎を失う。
ウォーヒドラは、相変わらずダイスの目が奮わず、ダメージを与えられず。
逆に、2ダメージを受けてしまう。
戦闘結果で敗北したウォーヒドラは逃走。
コールドワンナイトは、踏み止まり、戦闘継続となったので、アイアンブレイカーを勝者の再編成で、コールドワンナイトの方に正面を向ける。

さらに、近くにいたダークライダーとソーサレス(コスプレ)が、ウォーヒドラの敗走の巻き添えを食い、パニックテストに失敗。
盤外へと走り去る。

第4ターン表。
予定通り、スレイヤーは、メデューサに突撃を宣言。
ロングベアードは、ダークシャードの射撃対策で、ユニットの半分を森の中に埋める。

射撃フェイズ。
サンダラーはダーンシャードを撃つも、ダメージは無し。

接近戦フェイズ。
コールドワンナイトは、アイアンブレイカーを1人屠るが、反撃で3騎を失い、戦意を喪失。
ユニットサイズが、25%以下となったので、アイアンブレイカーは追撃はせず、ウォーヒドラの方へと向き直る。

ブラッドラックメデューサは、スレイヤーを2人倒すも、反撃に耐えきれず、地を舐める。
血気迸るスレイヤーは、逃走中のハイ・ビーストマスターへ猛進突撃を行い、これも討ち取る事に成功する。

第4ターン裏。
コールドワンチャリオットが、アイアンブレイカーに突撃を宣言。
アイアンブレイカーは、こんどこそ、爆弾を当てるべく、向かえ撃ちを宣言するも、またも大暴投…ほんとうに、コントロール悪いな…。
コールドワンナイトは、再集結できず、さらに逃走。
ウォーヒドラも、再集結できず、そのまま盤外へと逃走してしまう。

魔法フェイズ。
ソーサレスは、サンダラーに刃の嵐をキャストするが、ディスペルに成功。
続いて、魂盗みをスレイヤーにキャスト。
1人のスレイヤーを倒す。

射撃フェイズ。
ダークシャードは、サンダラー射撃するも、1人倒すに止まる。

接近戦フェイズ。
コールドワンチャリオットは、インパクトヒットで4人のアイアンブレイカーを轢き、さらにスピアで1人を倒すが、アイアンブレイカーとセインの反撃で破壊される。

4ターン裏終了時点で、残ったダークシェードとソーサレスだけでは、状況を覆すことは難しいとミュートさんは判断。
氏の投了にて、ゲームは終了となった。


今回のゲームは、かなり、お互いのダイスの目が偏っていたというのが、第一印象。
もちろん、ダイスを使って判定するゲームである以上、それだけを理由にするのは乱暴であるが、ちょっと…流石に、ひどかった…(;^ω^)

事前に、カリブディスvsスレイヤーという図式を約束していたのもあり、あえて、ミュートさんは、カリブディスをスレイヤーにぶつけてきたわけだが、デスブロウの効果を知ってしまった以上、次回からは避けられる可能性が高いのでは無いだろうか。
そうすると、足の遅いドワーフとしては、如何に相手モンスターにスレイヤーをぶつけるか、初期配置段階から、熟考する必要が出てくるわけで、ますます難しい…。

アイアンブレイカーは、ロスターを組んでいる時点で、ちょっと過剰かな?と思っていたが、やはり過剰であったw
もちろん、相手にもよるが、防御力の高さもあって、そうそう、ランクボーナス+3以下になることは少ないので、25人編成でも問題はないと思われる。

コアのロングベアード、サンダラー、クォーレラーは、大分、バランスが良いので、しばらくは鉄板の編成となりそう。
ウォーリアーの方が数は入れられるものの、やはり、安定度では、ロングベアードが頼もしい。

ジャイロボマーに関しては、ジャイロコプターも含めて、今までほとんど運用をしたことがないので、まだ、掴みかねている感じ。
通常移動の10mvと、行進移動の20mvの感覚と使い分けを、はやく覚えないといけない。

魔法対策は、やはり、エルフ相手に、ルーンスミス1人では心許なかった。
というか、冒頭のRune of Spellbreakingで呪文を食った以外、1回しかディスペルに成功していないし。
ルーンスミスをもう1人増やすか、アーミースタンダードにMaster rune of Valayaを刻むなどの対策が必要かもしれない。
Master rune of Groth One-Eyeの、周囲への鋼鉄の意志捲きは、あまり、恩恵を感じられなかった…。
ユニットスタンダードに、Rune of stoieismを持たせるのでも充分かも知れない。

ともあれ、久しぶりのゲームは、存分に楽しむことが出来た。
対戦してくれた、ミュートさんに感謝である。

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