今回は、スペシャルキャラクターの一人、グリム・バーロックソンを作りました。
ワンランク上のマスターエンジニアであるグリムは、マスターエンジニアとしての特殊能力に加えて、いくつかのスペシャルルールを持っています。
ポイントも、スペシャルキャラクターの割に165ポイントとお手軽で、2000ポイントアーミーぐらいから組み入れても悪く無さそうです。
グリムは、若い(ドワーフのなかでは)技術者で、ギルドマスターである、バーロック・ダミンソンの息子として生を受けた。
父のような技術者として期待されていた彼は、髭が生えそろう頃には、熟練の技術者となる兆候を現し、同期の者が、基礎技術を習得する頃には、半ダースものゴブリンを一撃で殺せるライフルを、自らの手で開発していた。
しかし、伝統を重んじるギルドの重鎮は、それに背いているとして、彼の技術を認めようとはしなかった。
(フレーバーテキストの一部より抜粋)
グリムは、エンジニアギルドのギルドマスターの息子として生を受け、その才覚を若い頃からメキメキと現していたものの、伝統を重んじる老技術者には疎まれているようですね。
いつの時代でも…というか、まぁ、鉱石のように頭の堅いドワーフですから、さもありなんと言った感じですがw
しかし、ジャイロコプターやスチームドリルなど、彼の開発したと思われる技術が、現場にはどんどん組み入れられている辺り、それは確かなものな様です。
まぁ、年輩達は、面白い顔はしてなさそうですがw
グリムは、冒頭で言った通り、マスターエンジニアとしての能力(塹壕を掘れ, “閣下、後ろへ!”)に加え、グリムから3mv以内のユニット1つに、以下の能力を使うことが出来ます。
ただし、この能力を使用する前にD6を振り、2以上を出す必要があるため、信頼性は若干悪いものになっています。
もちろん、それを踏まえても、かなり強力な能力ではあるのですけどね。
・ウォーマシンは、グリムの射を使って射撃を行うことが出来、アーティラリーダイスをリロールする事が出来る。
・ユニットの持つ、ドワーフハンドガン、ドワーフクロスボウの射程を2D6mv延ばすことが出来る。
・ユニットの失敗した(射撃)ヒットロールを振り直せる。
また、これ以外にも、上記フレーバーにある、特製のライフルを持っていて、上記の3つの能力の仕様有無に関わらず、射撃することが出来ます。
加えて、マジックウェポン破壊能力のある、特製の武器も持っています…が、接近戦に関しては、接4耐4とコアユニット相当なので、そこまで期待は出来ません。
まぁ、基本、後ろで控えているタイプのユニットなので、接近戦に持ち込まれた時点であかんのですけどねw
グリムの制作時間は、約半日ぐらい。実時間だと、3時間程度?
グリムは見ての通り、金属部分が多いので、基本のベースをボルトガンメタルでドライブラシして、細部をディティールアップしていった感じです。
頭を捻るようなデザインでもないので、結構すんなりと塗ることが出来ました。