今回は、ちょっと趣向を変えて、ジャイロボマーの製作レポートなぞをつけてみる。
たくさんのミニチュアを作ってきたけど、ちゃんと製作過程を記録したこと無かったことに気がつく(笑)
まずは、各パーツを塗りやすい単位に組み上げて、アンダーコート。
こうしてみると、分割が非常に優れていることが判る。
なにが凄いって、パーツの合わせ目がピッタリとはまって、パテ埋めしなければならない隙間が見当たらない事だ。
この趣味を始めたころは、日本のプラモとの技術力の高さを、相対的に感じていたものなのに…成長しているんだね…(´∀`)
胴体のガワの部分をザクッと。
今回は、作例通りのカラーリングで行くことにする。
コックピット内部は、パイロットが入ると、ほとんど見えなくなるものの、それなりにこだわって塗ってみたり。
尾翼までの機体部分を仮組み。
真ん中の格子部分は、最終的には見えなくなるので、特に何もせず。
この後、コックピット内部、エンジンパーツなどを塗り、接着。
左右の爆弾と燃料タンクの部分を組み上げ、全体的にグレイジング。
プロペラは、取り外しできるように接着せず。
ここまでで、実作業時間、大体12時間ぐらいか。
個人的には、なかなかのスピードである(笑)
さて。
ジャイロボマーは、今回のドワーフの更新で、新たに追加されたユニットだ。
以前からあるジャイロコプターと合わせて、足の遅いドワーフにとって、このフライングマシーンは非常に重要なものである。
ジャイロボマーは、その名が示すように、大量の爆弾を抱えている爆撃機だ。
残りの移動サブフェイズに、敵ユニットの上を通過することにより、そこに爆弾(グラッジバスター・ボム)を落とすことが出来る。
爆弾の落下位置は、ストーンスロウアーの様にずれる事もあるのだが、その効果範囲は大テンプレートで示される為、うまくすれば、ユニットを丸ごと飲み込むことが出来るだろう。
また、爆弾はたまに跳ねることがあり、さらに敵の被害を拡大させることが出来る。
加えて、ジャイロボマーには、クラッターガンと呼ばれる武器も装備されており、これは、単体で行動するウィザードを狙い撃つのに最適なものである。
ジャイロコプターは、能力値的には、これまでとの違いは無いが、こちらにも投下型の爆弾が追加されている。
ジャイロボマーのものよりは小ぶりだが、アーティラリーダイス分の自動ヒットを繰り出すため、場合によっては、ボマーのグラッジバスター・ボムよりも、効果的なこともあるだろう。
また、従来のスチームガンと交換で、ブリムストーン・ガンという、新装備も選択できる。
どちらを装備するかは、想定される運用に合わせて選択することになるだろう。
ジャイロコプターのほかの変更点としては、レアユニットからスペシャルユニットになったこと。
基本ルールの同一ユニットの編成ルールの枠を越えて、6機まで(グランドアーミー時は12機)組み込めること。
組み入れた機体数の半分までに、【前衛部隊】のルールを追加できるようになったこと。
ポイント数が、140→80に激減したことがあげられる。
ドワーフは、その足の遅さから必然的に、キャバルリーなどの足の速いユニットとの相性が最悪なのだが、この二つの飛行ユニットは、それを補うことが出来る。
また、大部隊ユニットなど、サイズの大きいユニットに対する効果も、かなり期待できる。
反面、モンスターなど、単体で強力なユニットに対しては、爆弾はあまり効果は無さそうだが、クラッターガンなど、単体向けの攻撃手段も持っているので、この辺りの使い分けがキモとなるだろう。
これまでは、編成する機会の少なかった飛行ユニットだが、これからは、積極的に組み入れていきたいと思う。