【ReView】ヨーゼフ・バグマン

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ヨーゼフ・バグマン
ヒーロー:165ポイント
スペシャルルール:先祖伝来の怨恨、重壮なる者、巌の如く、斥候部隊、バグマンのレンジャー部隊、醸造酒の力、酔っぱらいの勇気

【バグマンのレンジャー部隊】
バグマンを向かえたアーミーは、1つのレンジャーユニットを、バグマンのレンジャー部隊にアップグレード可能。
アップグレードして、バグマンのレンジャー部隊を迎えた場合、バグマンは、このユニットに合流し、このユニットから離れることは出来ない。
バグマンのレンジャー部隊へのアップグレードは、レンジャーのユニット1体に付き、3ポイント。
アップグレードしたレンジャーは、【接】5、【射】4、【攻】4となる。

【醸造酒の力】
バグマンが生存している場合、自軍ターンの開始時に2d6を振り、彼と彼の合流しているユニットに、以下の効果を与える。

2:悪酔い
 いくつかのエールは、長距離輸送に耐えられない。そうしたエールをがぶ飲みすることは、悪酔いをもたらす。
次の自軍ターン開始時まで、【炎に弱い】を得る。
3~9:絡み酒
 酔ったドワーフは、時として、自分たちの仕事に対しても、意地悪なほど厳しい評価を下す。
次の自軍ターン開始時まで、【鋼鉄の意志】を得る。
10~12:上機嫌
 桁外れにエールをがぶ飲みした彼らは、痛みを忘れる(感覚すらも完全に)。
次の自軍ターン開始時まで、ユニットの兵は【耐】+1を得る。

【酔っぱらいの勇気】
バグマンと、合流しているユニットは、【恐怖】【恐慌】のスペシャルルールを無視する。
バグマンが、ユニットから離れるか、倒された場合、この効果は即座に失われる。

マジックアイテム:
・Ol’ Trustworthy
バグマンは、大きなルーン文字で覆われた斧(明らかに、古来より由緒のある家宝)を、持ちます。
マジックウェポン。【鎧貫通】と、【回】および【攻】に+1のボーナスを得る(能力値に反映済み)

・Bugman’s Tankard
この家宝の大ジョッキでエールを一気に飲み干すと、素晴らしい過去の記憶が呼び起こされる。その記憶の旅路から戻ると、活力が沸き上がり、疲れが癒されることを感じるだろう。
エンチャッテッドアイテム。自軍ターンの開始時、バグマンか、彼の合流しているユニットの兵1人は、バグマンのカップを使用することが出来る。
使用者は、直ちにD3の傷が回復する。
元の【傷】を越えて回復することはない。

その他の装備:
・グロムリルアーマー
・ドワーフクロスボウ
・シールド

バ グマンの大ジョッキ(Bugman’s Tankard)は、前版では、【傷】1回復固定だったが、新版では、D3回復と強化されている。
また、前版にあった、接近戦中は使えないという制限は無くなっている。
ただし、使えるタイミングは自軍ターンの開始時のみなので、傷を受けたターンには使えない事に注意が必要。

大ジョッキ以外のスペシャルルールもかなり使い勝手が良く、バグマンが合流したユニットはかなりの地力強化が期待できる。
加えて、バグマン自身の能力値も優秀で、突撃時には、攻6の4回攻撃と、ロードクラスにも引けを取らないものを持っている。

The Verdict

8Great

The Good: 傷の回復能力は、かなり強力。
ロードにも匹敵する能力を持ちつつ、165ポイントと高コストパフォーマンス。

The Bad: 自軍ターンの開始時にしか、大ジョッキを使えない。
シールドを持っていない為、若干、アーマーセーブに不安が残る。

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