異世界の詩

見習い詩人のエオルゼア冒険記ブログ

母と娘

「ミンフィリア。君の探し人を連れてきたよ」 フ・ラミンさんを連れた私達は、砂の家に戻ると、真っ直ぐにミンフィリアさんの執務室へと入った。 そして、開口一番、アルフィノくんは、そう言い放つと、驚きの表情を浮かべるミンフィリ […]

小瓶に託されたもの

「……うん?」 それは、レインキャッチャー樹林で伐採を行っていた時の事だった。 木のうろの中に、なにか光るものを見つけた私は、そこに顔を近づけて、覗きこんでみた。 そこにあったのは、小さなガラス瓶だった。 好奇心に誘われ […]

エッグハント(後編)

「なんか、想像してたのよりも全然おっきい……」 ノノッタちゃんが用意したという、エッグシステムと呼ばれるそれは、見た目は確かに可愛かったものの、かなりのサイズのものだった。 加えて、羽も気球もついていないのに、空中に静か […]

エッグハント(前編)

「……なんだろう、これ?」 ある日、グリダニアに訪れた私は、見慣れない装飾で、街が飾り付けられているのを見つけた。 街のあちこちに鮮やかな色で染め上げられた卵が置かれ、壁や柱には、卵を意匠したと思われるモールがぶら下がっ […]