先日、秋葉原のアローズにて、FBの1200ポイントゲーム会に参加してきた。
1200ポイントゲーム会とは、通常のアーミー編成の上限ポイントに加えて、以下の制限ルールを追加したもの。
・1つのユニットは、200ポイントを超えてはならない(オプション、マジックアイテム含む)
・コア以外のユニットは、同じアーミーに2つ以上存在してはならない。
この、200ポイント制限がポイント。
例えば、ドワーフの場合、もっともポイントの少ないウォーリアーでも、フルランク(25体)編成する場合は、コマンドグループ無し、シールドなどのオプションもなしの状態となる。
スペシャル枠のハンマラーや、アイアンブレイカーに至っては、必須人数の10体ギリギリである。
もちろん、これは、アーミーによって大きく変わる。
ゴブリンやスケイブンなど、単体ポイントの少ないアーミーならば、充分な数を揃えることも可能だろう。
(もちろん、低ポイントなりの能力しか持たないが)
基本ルールが8版になってから、大部隊の導入や、魔法の通りやすさなど、全体的にパワーゲーム指向が強くなったなぁと感じていたので、今回のこのルールは、正直、8版のゲームデザインに見合っているのだろうかと、ちょっと懐疑的であった。
しかし、実際にバトルを通じてみて、それは杞憂に過ぎなかった事を実感することになる。
まず、1ユニットが200ポイントまでだと、当然、大部隊ユニットを組み込むことは非現実的になる。
キャラクターも、マジックアイテムをゴテ盛りすることは出来ず、運用目的に合わせた、最適化が必須となり、結果、各ユニットは、運用想定に合わせて先鋭化して行くことになる。
ちなみに、今回のロスターでは、フルランク(25体)編成ユニットはなく、一番多いウォーリアでも20体。
しかも、コマンドグループなしの状態。
スペシャル枠は、ルール上限の3ユニット入っているが、何れも、辛うじてランクが1ある程度。
低ポイントであるほど、ウォーマシンの効果は高くなるため、ハンマラーやアイアンブレイカーの代わりに、キャノンやボルトスロウアーを入れた方が効率は良くなるかもしれないが、それは、つまらないので却下。
まぁ、オルガンとグラッジを入れている時点で、何を言うと突っ込まれそうだがw
ちなみに、アイアンブレイカーに持たせた新武器の爆弾の効果は判らず。
というか、使い忘れたw
次は忘れないようにしないとね…。
この日のゲームは2回。
ウォーリアオブケイオスと、ハイエルフと対戦した。
戦績を先に言うと、1負け1引き分け。
だが、どちらのゲームも、非常に白熱した展開となり、ガッツリと手応えのある試合が出来た。
冒頭で書いたとおり、8版は、とかく、ユニットサイズが大きくなりがちなせいもあって、あまり位置取りなど、細かい動きがし難いのだが、200ポイント制限ユニットだと、ユニットの動きを阻害することがなく、先を読んだ戦術に合わせて動かすことが出来る。
いわば、6、7版に戻った感じか。
たまたま、新ドワーフにとって、このルールがマッチしていただけで、他のアーミーにとっては、厳しいだけというケースもあるかも知れない。
でも、今回対戦したお二方は、どちらも、このルールの評価が高かったので、悪くないのかも知れない。
まだまだ試行錯誤の余地の充分にある、このルール。
もうしばらく、これで楽しんでいきたいと思う。