異世界の詩

見習い詩人のエオルゼア冒険記ブログ

冒険者の集う街

ピックスさんとウェッジさんを救出した私達は、更にカストルム・セントリの情報を集めるため、レヴナンツトールにやって来ていた。
ここは銀泪湖から程近い街で、沢山の冒険者で賑わっているところだ。
昔は、エーテライトがある程度で、ほとんど何もない場所だったらしいけれど、冒険者ギルドの協力もあって、今では一つの街と言っても過言ではないほどに発展している。

「こんな辺境の冒険者キャンプに、一体何用かな?」

レヴナンツトールの顔役である、スラフボーンさんに声をかけた私達は、事情を説明して、協力をお願いした。
それを聞いて、同情をしてくれたスラフボーンさんだったけれど、最近、カストルム・セントリの警備が強化されている事、そして、アルテマウェポンの事も含めて、今、帝国を刺激するのは得策ではないとの返事だった。

「そうね……パパリモやサンクレッドはともかく、ミンフィリアは戦い慣れていない。表立って動くのは、よした方がいいでしょうね」

そう言って、スラフボーンさんの言葉に同意するヤ・シュトラさん。
それならば潜入するしかないなと、シドさんがいうけれど、相手は敵の要塞である上に、警備も強化されているのならそれも難しい気がする。

「ああ、下手に潜り込んだところで見つかるだろう……だから、正面から堂々と侵入すればいい」

そう言って、シドさんはニヤリと笑みを浮かべながら、潜入作戦の概要を説明したのだった。

 

 

シドさんの作戦とは、哨戒中の帝国兵を襲い、帝国の兵器である魔導アーマーと制服を奪い、帝国兵に成りすまして正面から内部に潜り込むというものだった。
聞いた話では、最前線の帝国兵の殆どは、占領した街や国からの徴兵した現地人で、反乱を防ぐために、定期的に配置換えをさせているのだという。
それ故に、多少、顔馴染のない人間が基地に出入りしても、誰も疑問に思わないだろうという事だった。

作戦に先立ち、カストルム・セントリの様子を探りに来た私は、物陰に潜んで、帝国兵の動向を探っていたのだった。

「……異常なしッ!」
「見回り、ご苦労である……このモードゥナに不穏分子が潜んでいると、少し前に匿名の密告があったらしい。我々はカストルム・セントリに帰り、哨戒隊の再編を行う。見回りの頻度を上げるぞ」
「ハッ!」

様子を伺っていると、見回りの報告をしていたらしい帝国兵たちのやり取りが聞こえて来た。
どうやら、話に聞いたとおり、彼らは警戒を密にしているみたい。
でも、それだけに、途中でこっそり入れ替わった私達が入り込んでも、ばれにくそうね。

その後、変装用の帝国兵の制服を、とある方法で入手した私は、再び、レヴナンツトールへと戻ったのだった。

 

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