異世界の詩

見習い詩人のエオルゼア冒険記ブログ

チョコボを愛する人

「気持ちいいーっ!!」

ラベンダーベットで、現実に打ちのめされた私だったけど、気分を切り替えて、ベントブランチ牧場に再び向かっていた。
前回行ったときは歩きだったんだけど、折角なのでチョコボポータルを利用してみた。
正直、最初、ちょっと怖かったんだけど、乗ってみたら、チョコボのやさしさが伝わってきて、すごく楽しかった。

聞いた話では、グランドカンパニーというのに所属して、名声をあげると、自分専用のチョコボを貰えるらしいけど、グランドカンパニーってなんだろう…?

チョコボといえば、ベントブランチ牧場にも沢山のチョコボがいる。
どのチョコボも、飼育員さんに愛されているなーとひとめでわかるほど、毛並みも羽も綺麗だし、とても人懐っこい。

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なかでも、ルクロさんという人は、レイアというチョコボをとても愛されていて、すごく真剣に育成に向き合っているエレゼンさん。
そのルクロさんが、とても焦った様子で困っていたので話を聞いてみると、なんと、レイアの卵が行方不明になってしまったらしい。
周囲の話だと、不審人物がうろうろしていたらしいから、その人が怪しそう…。

なんにしろ、盗まれたものがものだけに、一刻の猶予もないよね。
本来であれば、衛士さんに通報した方が良いんだろうけど、その手間が惜しいので、犯人が向かったらしいタムタラの墓所へと向かった。

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墓所のある丘の端に行くと、そこにはモーグリ族が卵と一緒にいた。
まさか、このモーグリちゃんが犯人?

「ちがうクポ!  モグは、卵を守っているだけクポ!」
「はぁ。はぁ…追いついたぞ、このチビスケめ! その卵を渡しやがれ!」

あ。如何にも怪しい人が出てきた。
どうやら、このモーグリちゃんがレイアの卵を守って逃げていたらしい。

「!! ち、もう追手が来やがったのか! どいつもこいつも邪魔しやがって! 野郎ども、この冒険者をぶち殺して、卵を手に入れるんだ!」

気が付くと、さらに悪人面な人達が現れた。
でも、ここは引くわけにはいかないよね!

とりあえず、親玉っぽい人は放っておいて、呪術師風の人から倒していく。
途中、モーグリちゃんが、なんどか回復魔法をかけてくれたおかげで、順調に倒していく。

「こうなったら、奥の手だ! 急所を突いてやる!!」
「気を付けるクポ! 攻撃を受けたら痛いクポ!!」

うん。まぁ…たぶん、言わなければわからなかったんだけど…。
そう宣言されちゃったら距離をとるよね。
私、弓術士だし。

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その後、犯人を倒した私は、モーグリちゃんから卵を受け取り、ルクロさんの元に。
卵の状態が心配だったけど、そっちも問題なかったようで、良かった。

卵をモーグリちゃんが守っていたことを伝えると、牧場の責任者であるケーシャさんが、5年前にもモーグリ族に助けられたと言っていた。
その感謝の意味も込めて、モーグリ族が描かれたバルーンを浮かべているのだという事も。

チョコボを愛する人達と、その人達を見守っている森の住人達。
それは、とても素敵な関係だなと思った。

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