異世界の詩

見習い詩人のエオルゼア冒険記ブログ

月: 2016年12月

付喪の結晶

「武具にやどりし ヒトがココロ〜。マテリアかわりて かがやきはなつ〜」 「マテリアかがやき ココロのキオク〜。あらたな武具へと マテリアつけりゃ〜」 「キオクのチカラ うけつぐぞ〜! いかなるチカラを うけつぐか〜?」 […]

渇いた町と心

「わたしはミンフィリア。この「暁の血盟」の盟主です」 ベスパーベイにある砂の家で、私は、暁の血盟の盟主さんと面会した。 そこには、イダさんやパパリモさんが居て、他にも多くの人が、私を出迎えてくれた。 ミンフィリアさんは、 […]

気持ちの算術式

「…………」 カッパーベル銅山攻略の後、私は、リムサ・ロミンサに来ていた。 本当は、暁の血盟? っていう組織に行かなくちゃいけないんだけど…なんか、気が進まないのよね……。 「ねぇ。カーくん。私は、このまま進んで良いのか […]

重圧

「く、くそっ! 何なんだよコイツは!?」 カッパーベル銅山からウルダハへと戻った私を待っていたのは、難民の人に対する非道な行いの現場だった。 銅山でのモヤモヤを引きずっていた私は、女性に乱暴しようとしていた人達と対峙し、 […]

カッパーベルで消える夢

「……ドールラス・ベアーさん……」 ウルダハのクイックサンドで依頼を受けて、私は、西ザナラーンにあるカッパーベル銅山へとやって来ていた。 そこで、とある冒険者の訃報を聞いた。 サスタシャ浸食洞を攻略した後、溺れた海豚亭で […]

何もしない日

「この特等席、最高だなー」 満天の星空の下、リムサ・ロミンサのレストラン「ビスマルク」で、お茶を頂きながら、ほぅとため息をついた。 なんだか、ここ最近、いろいろとあり過ぎて疲れてしまった感じがするので、今日は、冒険をお休 […]

タムタラの墓所

「うぅ…ッ やだなぁ…」 墓地の入り口で、奥の方から漂ってくる、独特の香りと、ひんやりとした空気に、私は身を縮こませた。 グリダニアに戻った私は、ミューヌさんから、神勇隊の仕事を手伝って欲しいと依頼された。 なんでも、ベ […]

闇に放たれし矢

「バスカロンドラザーズへよく来てくれた。この酒場の付近で「密猟者」が見かけられてな。お前らの「目」を借りたい」 弓術士ギルドのマスター、ルシアヌさんから依頼をうけ、私達は、南部森林へとやってきていた。 ここ、バスカロンド […]

三国の踊り

「大きくなぁれ~。大きくなぁれ!」 グリダニアには、昔から、豊穣の踊りと呼ばれる、豊作を願う、農耕の踊りが伝えられている。 その舞は、種を蒔き、農作物が大きく育つ様に、祈りを捧げる振付になっている。 とあるきっかけで、こ […]